2010/04/26

速効性のある症例

3~4日ほど口唇ヘルペスが出ていたので、抗ウイルス性軟膏を使用したが良くならない。来局日は頭も重くだるさもあり寝ていたいようで、どことなく調子が悪かったが、葛根湯を1回服用したところ、30分ほどで体に力が入り、スーッと不快症状はとれた。残り2回分を飲みきり、その後は免疫力を上げる漢方薬を服用、数日でヘルペスは良くなった。

この葛根湯や麻黄湯など、風邪の初期などに用いる処方には抗ウイルス作用のある麻黄・桂枝などが含まれ、かつ体を整える作用もあります。

2010/04/21

葛の新芽

木々の芽吹きと色とりどりの花が咲き乱れ、暖かい日が増えてまいりました。散策をしても楽しい季節ですね。健康のもとは歩く事から。お天気の良い日には無理のない程度に体を動かしてみませんか?

野山や道端には葛が新芽を出し始めています。この植物は冬の間は枯れたような様相ですが、春先になるとちゃんと新芽を出すのです。生命力の強い植物ですね。新芽は天ぷらにするととてもおいしいものです。葛根は葛の根のことで、葛根湯の中の主要な生薬です。葛粉も料理に用います。

今は野菜にしても季節はずれの物が多いですが、やはり自然の旬のものには栄養以外のプラスアルファも加わって我々に力を与えてくれるのではないかと思います。食事をおろそかにしてサプリメントで補うといった生活は害あって一利無しともいえるかもしれません。

2010/04/07

ストレスと疲労

新年度が始まり、新しい生活、仕事、学校、対人関係と、心身ともにストレスが多い時期です。夜はぐっすり休んで疲労をとりましょう。疲れているのに眠れないのは、体をこわす前兆ですので早めにご相談ください。

2010/04/05

妊娠中や出産後のトラブルを防ぐ

妊娠中の出血に、漢方薬で出血を食い止め、無事に出産へと導くことができることがあります。大切な命ですからできるだけのことをして守りたいですね。出血が止まったら今度は赤ちゃんに栄養をしっかり与えられるようにする漢方薬があります。

妊娠後期に起こりがちな妊娠中毒症は漢方薬の服用で予防ができます。また、赤ちゃんには栄養をしっかり行き渡らせてあげることができます。お母さんは丈夫な赤ちゃんを出産することでしょう。出産後はおっぱいのトラブルを抱えることが多いかもしれません。そんな時にも漢方薬があります。炎症の初期には葛根湯なども用います。

2010/03/29

認知症の治療と予防

まず血液の流れを良くしましょう。これは、血栓防止剤アスピリン(バファリン)などの抗血小板薬の使用と違って、毛細血管などの細い部分の血流を改善するためです。高齢者では血管の動脈硬化も徐々に進行しやすくなっていますし、もともと体質的に瘀血(おけつ)の症状のある方は隅々まで栄養が行き渡らなくなっています。脳神経細胞にまで栄養がしっかり届けば、細胞の状態、さらには神経細胞の連携も良くなり、認知症の改善予防になります。

このような老後の不安がある方には改善と予防のための漢方薬をおすすめします。症状の改善には煎じ薬をおすすめしますが、予防としては個々に応じて手軽に継続できる丸薬や散薬もあります。わたしたちの社会は今後益々高齢化が進みます。家族や近しい方の事を考えていつまでもしっかりしていたいものですね。

2010/03/26

子宮内膜症

生理痛などがあり、瘀血(おけつ)の状態が認められる時には、もしかすると子宮内膜症があるかもしれません。一時的に鎮痛剤などで抑えてそのまま放っておく方もいらっしゃいますが、良いことはありません。生理痛が更に悪化し、日常生活に支障をきたすこともあります。そのような体質のままですといろいろなトラブルのもとになります。

2010/03/23

花粉症の諸症状に応じた漢方薬

花粉が多く飛ぶ季節になりました。鼻水が垂れてその量が多い。鼻水が喉奥に垂れたり詰まったりする、鼻の症状は軽いが目が痒い、頭もぼ〜っとして鼻風邪をひいたようである、などの諸症状に応じた漢方薬があります。漢方薬ですので、眠くなる事もありませんし、体質改善していきますので、花粉の時期だけの服用で年々と楽になっていく方が多いです。