2011/09/11

子宮筋腫の例

生理痛がひどくなり婦人科を受診したところ、筋腫が多数できていて子宮全体に広がっているために、子宮の全摘手術を勧められました。手術は避けたかったので、病院のホルモン療法と併用して漢方薬の服薬を始めました。数ヶ月後の検査では筋腫が少し小さくなっていました。その後ホルモン治療終了後に生理が再開しても痛みはありませんでした。無事に手術を避けることができ、現在も筋腫やお血の改善のために服用中です。

体質的にお血という状態(血液の流れの悪い状態)はそのままにしておくといろいろな疾患につながっていきます。生理痛はお血の一つの指標です。生理痛など症状が軽いうちに改善しておくと良いですね。生理痛の改善ばかりでなく、筋腫などができやすい体質を改善して予防することができます。また、この例のように、手術を勧められるくらいの状態になってしまった時でも、漢方薬で改善して手術を避けることも期待できます。