2016/10/22

更年期障害 〜関節痛、筋肉痛、五十肩に関連して〜

ホルモンバランスの乱れでいろいろな症状として現れます。発汗、ほてり、足の冷えとのぼせ、動悸などが出てくれば、自分はそろそろ更年期かしらと思うのかもしれません。しかし、時には手のこわばり、全身のこわばり、関節や肩の痛み、首の凝りや頭痛、血流の悪化など、別の病気を疑うような症状として出ることもあります。関節痛や肩こり、五十肩や四十肩もその一つではないでしょうか?漢方薬で原因不明の痛みや不快症状から早く解放されたいものですね。 

症例1:もともと腰痛があったが、ここ数ヶ月ひどくなり次第に手のこわばりなども出現。全身が固まりやすくなりあちらこちらが痛むようになった。漢方薬約1ヶ月で次第に改善。 

症例2:10cm以上ある筋腫を手術してから、しばらくは良かったが、次第に手のこわばりが出現。車の運転など同じ姿勢をとっていると全身が固まってしまう。漢方薬の服用で改善。 

症例3:手に力が入らなくなってきて、そのうち全身の筋肉が動かしづらくなった。歩く時も気をつけていないと人にぶつかりそうになる。その他はどこも異常なし。約2ヶ月で次第に改善。 

症例4:はじめは朝起きる時に手がこわばる。起きてしばらくすると改善する。約1年後、首の凝りが悪化しはじめた。運動をするとそのまま筋肉痛が悪化し、手が動かしずらくなる。(運動後のストレッチ体操も大切であっただろう)朝起きようとすると全身がこわばり、階段をさっさと降りられない。五十肩様症状が出現。健康診断で血流測定を行なったところ、年齢より15才ほど悪化していた。腎機能は正常。血糖値、コレステロール値がやや悪化するも特に異常なし。服用後、可動範囲が改善してきた。服用継続中。 

女性だけでなく、さらには年齢に関係なく、急に手足が動かしづらくなったとか肩こりがひどくなったなど気になる症状が出た場合には、どこかに原因があるはずです。ひどくなる前に早めにご相談ください。

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